
稲盛和夫の実学 (日本経済新聞出版)
稲盛和夫
日経BP / 2000-10-31
累計読者数147
平均ハイライト数 11.3件/人
推定読了時間 約2時間12分
star総合評価 59/100
start序盤集中型
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この本について
仕事でも自分の事業でも、数字を見ているはずなのに「何をどう変えればいいのか」が見えなくなる瞬間ってあります。売上は欲しい、経費は抑えたい、付加価値も上げたい。でも、全部を同時にやるって現実にはかなりしんどい。そんなモヤモヤの中で、この本が示してくれるのは派手なノウハウではなく、経営のごく当たり前だけど抜けがちな“本質”でした。 たとえば「売上を最大に、経費を最小に」という一見シンプルすぎる原理を、実際の現場レベルでどう実行に落とすのか。アメーバ経営の話も、仕組みより前に「自分たちがいま何を生み、どれだけ使っているかをリアルタイムで把握する」という、当たり前だけどやれていない視点を突いてきます。さらに印象的なのは、会計を“決算のため”ではなく“判断のため”の道具として扱う姿勢で、キャッシュを軸に経営を考える視点は、規模に関係なくそのまま使える感覚でした。 経営の原理原則やモラルの話も、説教ではなく「数字を正しく見るには、人としての判断が濁っていない必要がある」と静かに示されていて、妙に腑に落ちます。数字に振り回されるのではなく、数字を通して現実を見るための土台を整える本だと感じました。 自分の事業を長く続けたい人、あるいは組織の数字に真正面から向き合いたい人には、かなり刺さると思います。
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出版社による紹介
バブル経済に踊らされ、不良資産の山を築いた経営者は何をしていたのか。儲けとは、値決めとは、お金とは、実は何なのか。身近なたとえ話からキャッシュベース、採算向上、透明な経営など七つの原則を説き明かす。ゼロから経営の原理と会計を学んだ著者の会心作。
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