
お金の流れが一目でわかる! 超★ドンブリ経営のすすめ
和仁 達也
この本について
忙しく働いていると、数字は追っているつもりなのに「うちって結局どれくらい稼げているんだっけ…?」みたいなモヤモヤが残ることがあります。人件費や固定費の感覚も曖昧で、売上だけ伸ばしても手元にお金が残らない。僕自身、そんな靄の中で手探りしていた時期が長くありました。 この本が役に立ったのは、細かい会計知識よりも「全体像のつかみ方」を先に教えてくれたところです。たとえば、人件費の2倍を固定費の目安にして粗利目標を決める、そこから粗利率を使って売上目標を逆算する、というように、行き当たりばったりの判断を避けられる“地図”が手に入る感覚がありました。また、外注に出す・値引きをする・新しい投資をする、そういう現場の判断を数字で試しにシミュレーションできるようになるのも大きかったです。数字に強くなるというより、「判断の基準を持つ」ことに近い気がします。 さらに刺さったのは、減価償却や借金返済など“見えにくいお金の動き”を、経営の時間軸に沿って捉え直す視点でした。利益が出ていれば安心ではなく、将来の設備更新まで見越して貯めておく必要がある、という当たり前だけど忘れがちな視点です。ここが腹落ちすると、短期の数字に振り回されにくくなります。 自分で事業を回していて、「売上はあるのに不安が消えない」と感じている人にちょうどいい一冊だと思います。僕と同じように、数字が苦手でも“経営の全体像”を掴みたい人には特に刺さるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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