
違和感の正体(新潮新書)
先崎 彰容
新潮社 / 2016-05
累計読者数3
平均ハイライト数 7.7件/人
推定読了時間 約4時間2分
star総合評価 43/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 33%
この本について
最近、何かにつけて「正解が分からないまま判断を迫られている感じ」が強くなっていませんか。SNSでも職場でも、誰かを断罪する声と、逆に全部どうでもいいという諦めが混ざっていて、自分の立ち位置がよく分からなくなるあの感覚です。僕自身もそこに長くモヤモヤしていました。 『違和感の正体』は、その正体を社会心理や思想史の側から丁寧にほどいてくれます。たとえば、判断の基準が失われた結果、極端な物語に飛びつきたくなる仕組みや、「完全な正しさ」を求めすぎてしまうと議論が空回りする理由。さらには、他者と本当に対話するとはどういうことかまで掘り下げてくれるので、自分の反応や苛立ちの位置づけが少し見えてくるんです。 読んでいて救いだったのは、どの立場が良い・悪いと断じる本ではないところ。むしろ「自分の正義を一度疑ってみる」という視点の持ち方を渡してくれるので、日常の中で思考の揺れを扱いやすくなる感覚があります。 自分の中の違和感がどこから来ているのかを、もうちょっと具体的に理解したい人に刺さる一冊だと思います。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの48%が集中しています。
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出版社による紹介
メディアや知識人が好む「正義」はなぜ浅はかなのか。騒々しいほど「処方箋を焦る社会」へ、憂国の論考!
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