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Humankind 希望の歴史 下 人類が善き未来をつくるための18章 (文春e-book)

Humankind 希望の歴史 下 人類が善き未来をつくるための18章 (文春e-book)

ルトガー・ブレグマン and 野中 香方子

文藝春秋 / 2021-07-27

累計読者数62
平均ハイライト数 75.4件/人
推定読了時間 約4時間6分
star総合評価 71/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 16%

この本について

最近、人って結局残酷なんじゃないかとか、組織にいると妙に息苦しくなるのは自分の問題なのか…みたいなことを考える瞬間が増えていました。誰かが強くなると共感が失われたり、閉じた環境ほどいじめが生まれやすかったり、そんな構造的な話を聞くほど「じゃあ希望ってどこにあるんだろう」と迷っていました。 この本が面白いのは、人間の善意を理想として語るんじゃなくて、具体的な現場の観察から「なぜうまくいかなくなるのか」「どんな条件なら人はうまく働けるのか」を示してくれるところです。狩猟採集民の子どもの扱いから、戦場の兵士が仲間のために行動する話、いじめが特定の環境で生まれる理由まで、一見バラバラな事例がつながって、人の行動がけっこう環境によって左右されることが見えてきます。読むうちに、「人は本来こういうもんだ」という思い込みが少しほぐれて、別の選択肢を考えられる余白が生まれる感じがしました。 組織づくりでも子育てでも、自由や信頼をどう扱うかに迷っている人にはとくに刺さると思います。善意を信じよう、みたいな話ではなく、現実の人間の振る舞いを見たうえで前に進むための視点がほしいときに手元に置いておきたい一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「人間への見方が新しく変わる」――ユヴァル・ノア・ハラリ(『サピエンス全史』著者)推薦! 「希望に満ちた性善説の決定版!」――斎藤幸平(『人新世の「資本論」』著者)推薦! 「邦訳が待ちきれない!2020年ベスト10洋書」WIRED日本版選出 本国オランダでは発売忽ち25万部突破ベストセラーに。世界46カ国での翻訳が決定。 近現代の社会思想は、”性悪説”で動いてきた。だが、これらは本当か。 ・ホッブズいわく「万人の万人に対する闘争」 ・アダム・スミスによると、人は損得勘定で動くホモエコノミクス ・ダーウィンが唱えた、自然淘汰説 ・ドーキンスは『利己的な遺伝子』を執筆 ・少年たちのいじめ本性を描いた『蠅の王』がノーベル文学賞 著者は、この暗い人間観を裏付ける心理学や人類学の定説の真偽を確かめるべく 世界中を飛び回り、関係者に話を聞き、エビデンスを集めたところ意外な結果に。 ・スタンフォード大の囚人実験(普通の人間は邪悪になれる) ・ミルグラムの電気ショック実験(アイヒマン実験は) ・イースター島絶滅は人間のエゴ説(ジャレド・ダイアモンド) 善人が悪人になってしまう理由とは。なぜ人類は生き残れたのか。 これから生き延びるためにどうすればよいかが書かれた「希望の書」。
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