
ゲーム理論はアート---社会のしくみを思いつくための繊細な哲学
松島 斉
累計読者数6
平均ハイライト数 7件/人
推定読了時間 約5時間36分
star総合評価 44/100
boltライト読書型
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この本について
仕事でも日常でも、人と動くときに「相手が何を考えているのか分からない」「制度やルールって本当に人を動かせるのか」といった、うっすらした不安がつきまといます。自分の善意や努力だけでは噛み合わない場面が続くと、そもそも人が協調できる理由って何なんだろう、と手が止まってしまうことがあります。 この本が面白いのは、そうしたモヤモヤを“人の心理”ではなく“関係のつくり方”から見直してくれるところです。たとえば、裏切りを防ぐ仕組みがどこから生まれるのかを、江戸の株仲間から現代のプラットフォームまでつないで説明してくれます。個人がバラバラでも、継続性を人為的につくることで協調が成り立つ、という視点は、職場のチーム運営にもそのまま響きます。また、相手に裏をかかれても被害を最小に抑えるマックスミニ戦略や、同調感情が判断を狂わせるプロセスなど、実際の行動レベルで「なるほど」と思える場面が多いです。 制度や構造がどう人の行動を形づくるのかを冷静に見たい人に、静かに刺さる本だと思います。自分が感じていた違和感の正体を、少し距離を置きながら言語化したいときにちょうどいい一冊でした。
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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
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