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自衛隊メンタル教官が教える 折れないリーダーの仕事

自衛隊メンタル教官が教える 折れないリーダーの仕事

下園壮太

日本能率協会マネジメントセンター / 2017-02-20

累計読者数15
平均ハイライト数 17.7件/人
推定読了時間 約3時間2分
star総合評価 58/100
start序盤集中型
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この本について

仕事が立て込んできたり、チームの誰かが疲れている気がしても、結局「どう動けばいいのか分からないまま」毎日が過ぎることってあります。自分もそこでずっとモヤモヤしていました。気合いとか根性では回らないのに、現場ではそれを前提にしてしまいがちなんですよね。 この本を読んで少し視界が開けたのは、まず「疲労が一定ラインを超えたら、まともな判断はできなくなる」という前提がはっきり示されていたことです。たとえば第2段階の疲労になると、充電が一晩で70%しか戻らないという話は、自分の職場の“なんか全体が妙にギスギスしている感じ”とつながりました。誰が悪いというより、もう仕組みとして無理が来ているのだと理解できるだけで、対処が変わります。 もうひとつ助かったのは、休ませ方やコミュニケーションの“現実的な手順”が書かれていること。休息を「仕事」としてスケジュールに組み込むとか、任務解除ミーティングの流れとか、抽象論ではなく具体的なやり方が提示されているのがありがたいです。特に、疲れている人ほど休みたがらないという指摘は、心当たりがありすぎて苦笑いしました。 そして、リーダー像についても過度に理想を語らず、「厳しさと優しさのバランス」や「情報を伝えないことが一番の事故につながる」という、非常に地に足のついた話が続きます。組織のためというより、まず自分が無駄に摩耗しないための知識としても使える内容でした。 今のチームが「なんとなく疲れで崩れかけている気がする」と感じる人には、とても相性のいい一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

競争の激化、将来の不透明さが増す中、ビジネスパーソンが受けるストレスはますます大きなものとなってきました。 ビジネスは戦場である――そう言っても過言ではないでしょう。 組織のミッションを達成するためには、特に現場のリーダーが「折れない」ことが大切です。では、どんなにハードな状況でも折れないリーダーは一体何がちがうのでしょうか。 本書では、日本有数の高プレッシャー組織と言える自衛隊式のリーダーシップに、そのヒントを見出します。 災害派遣や訓練など、厳しい任務に取り組む自衛隊の強さは、「長期戦を戦い抜く強さ」にあります。自衛隊のリーダーは、合理的であることが何よりも求められます。 どんな状況でも任務を遂行するためには、合理的に戦力(=自分自身と部下の疲労度)を分析し、それに応じた臨機応変な戦い方をしていく必要があるのです。 本書では、陸上自衛隊初の心理幹部として、リーダー育成に取り組んできた著者が、超合理的な戦場仕様のリーダーシップを余すところなく伝えます。
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