
たたかう植物 ──仁義なき生存戦略 (ちくま新書)
稲垣栄洋
筑摩書房 / 20150805
累計読者数11
平均ハイライト数 26.2件/人
star総合評価 65/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 26%
この本について
仕事でも人間関係でも、がんばっているのに報われない時ってありますよね。周りと比べては「もっと強くならないと」と焦ったり、逆に変化の激しさに疲れてしまったり。僕自身そういう時期が続いた時に読んだのが『たたかう植物』で、植物たちの生き方が思っていた以上に実務的で、少し肩の力が抜けました。 面白かったのは、植物も環境によって戦い方を変えているという話です。競争に勝つタイプもいれば、過酷な環境にじっと耐えるタイプ、雑草のように変化が激しい場所を逆手にとるタイプもいる。強さの形は一つじゃないし、同じ場所で背伸びを続けても成果につながらないこともある。そう思うと、いま置かれた状況に合ったやり方を選ぶことの大切さが、少し自分ごととして腑に落ちました。 もう一つ刺さったのは、自然界でも「自分だけ得を取る」やり方は長続きしないというところ。短期的には得しているように見えても、最終的には協力し合った方が全体として利益になる。人付き合いの難しさに悩むとき、この視点があるだけで行動の選び方が変わってきます。 自分のやり方が間違っているのか悩みがちな人、環境に合わせて動くのが苦手な人には、とくにじんわり効く本だと思います。植物の話なのに、読み終わる頃には自分の働き方の整理が少しだけ進んでいました。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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出版社による紹介
じっと動かない植物の世界。しかしそこにあるのは穏やかな癒しなどではない! 昆虫と病原菌と人間と。苛酷なバトル・フィールドに…
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