
売り上げを倍増させる“顧客勘定”マーケティング “赤字顧客”を黒字に変える実践手法
前田徹哉
日経BP / 2021-10-16
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推定読了時間 約4時間1分
star総合評価 36/100
boltライト読書型
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この本について
「数字は追っているのに、手触りのある“改善”ができている感じがしない」。マーケに関わる人なら、こういうモヤモヤを一度は抱えると思うんですが、僕もまさにそこに長くハマっていました。アクセス解析を見ても離脱理由までは分からないし、施策を動かしても顧客の動きが結局どこで変わっているのか把握しきれない。そんなときに、この本の考え方が少し空気を変えてくれました。 特に刺さったのは、「データのためにサービスを設計する」という逆転した視点です。行動データが後追いで集まる前提を崩して、あらかじめ“どう動いてほしいか”から逆算して設計する。これを読むと、顧客の動きがランクアップやランクダウンといった五つの流れで整理されて、曖昧だった現象がようやく因数分解されていきます。また、顧客にとって価値があるかどうかを中心に据えないと、どれだけ施策を足しても数字が安定しないという指摘にも、思い当たる場面がありました。 派手な理論ではないんですが、日々の業務にどう落とし込むかまで具体的に書かれているので、実際に手を動かす人ほど腑に落ちやすいと思います。特に「顧客の動きが掴めず、施策が点で終わりがち」という人には、ちょうどいい処方箋になるはずです。
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出版社による紹介
離反を防止 客単価UP 利益も倍増 既存顧客+新規顧客の最大化ノウハウが満載 顧客勘定+UX改善で成長する企業事例を収録 顧客の離反、客単価減少に悩むマーケター必読 ●「顧客勘定」って何? 売上高には、商品から積み上げる観点と、顧客から積み上げる観点があります。商品から積み上げる考え方が「商品勘定」。一方、顧客から積み上げる考え方が「顧客勘定」。こちらは「どの顧客がいくらの何をどれだけ買ってくれたか?」です。商品勘定も顧客勘定も売上高と一致します。 ●「顧客勘定」で課題が明確に 前年度10個売れた1000円の商品が、本年度は同じ売価で12個売れました。売り上げ20%増、やった!--。これが商品勘定です。 前年度は、Aさんが4個、Bさんが3個、Cさんが2個、Dさんが1個購入して、計10個売れました。本年度は、A・C・D・E・F・Gさんの計6人が各2個購入して、計12個売れました。結果、新規顧客を3人獲得したこともあって販売個数は2個増えたものの、既存顧客離れが気になる――。これが顧客勘定の見方です。販売個数で一喜一憂しがちな商品勘定より、顧客勘定で考える方が課題が明確になります。 たくさん買ってくれる顧客を、そのまま「維持」する たくさん買ってくれる顧客に「育成」する たくさん買ってくれる顧客になりそうな顧客を「獲得」する この3つを実現するために、対象層別にさまざまな施策を考案、実行、検証するプロセス、それが顧客勘定PDCAサイクルです。本書ではその具体的な実践例を、失敗例も含めて豊富に盛り込んでいます。
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