
裏切り者は顔に出る 上司、顧客、家族のホンネは「表情」から読み解ける (中公新書ラクレ)
清水建二
累計読者数3
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star総合評価 41/100
boltライト読書型
この本について
人と話していて、「言ってることは正しいのに、どこか引っかかるな…」という瞬間がけっこうあります。営業の場でも家族との会話でも、相手の言葉は肯定的なのに、どうしても胸にザラつきが残る。自分が神経質なのか、それとも相手の雰囲気に理由があるのか、判断がつかないまま持ち帰ってしまうことが多いんですよね。 この本を読んで印象的だったのは、その“違和感”の正体がわりと身体の細部に出ているという話です。例えば、首をわずかに横に振る微動作が「同意していないサイン」になっていたり、作り笑いは消えるスピードで見分けられたり、嫌悪の表情が会議中の一瞬にだけ浮かんでいたり。大げさなテクニックではなく、普段の観察の延長で拾える話が多いので、自分にも使えそうだと感じました。特に、相手の微表情が出た話題を少し深掘りしてみると、本音に近づけるという考え方は、対話に迷いがちなときの手がかりになりそうです。 もちろん、微表情がイコール嘘という単純な話ではなく、あくまで「注意を向けるポイント」が増えるだけ。でもその“増える”が、日常ではかなり心強い。会議で誰が何に不満を抱いているのか、商談で相手がどこに引っかかっているのか、家庭でパートナーが言葉にしない不快感を察せるのか。そういう場面での解像度が少し上がります。 人の本音を探りたいというより、「変な行き違いを減らしたい人」にはかなり刺さる一冊だと思います。
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