
新しい詩とその作り方 (ディスカヴァーebook選書)
室生犀星
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2018-03-23
累計読者数4
平均ハイライト数 2件/人
推定読了時間 約3時間24分
star総合評価 36/100
boltライト読書型
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この本について
ふだん文章を書いていると、「技術はそこそこ覚えたのに、心が動かないまま手だけが動いてる気がする」ときがありませんか。教わった型でまとめれば形にはなるけれど、自分が本当に何を書きたいのかはぼんやりしたまま、というあの感じです。僕もよくそこで詰まります。 室生犀星の『新しい詩とその作り方』は、そういう行き詰まりに対して、大げさな励ましではなく、視点の置き直しをくれる本でした。ものを書くことは「教わる」より「理解する」ことだ、とさらっと言い切られるのですが、それが不思議と肩の力を抜いてくれます。自分の中に芽があるなら、それを育てる環境をつくればいいだけなんだ、と落ち着くんですね。そして、心が疲れているときに必要なのは努力よりも「精神のやさしい慰め」だという言葉が、急ぎがちな日常を一度止めてくれます。最後に出てくる「自分を信じるちから」の話も、勢いより実感に寄り添っていて、無理に前向きになる必要はないけれど、自分の感覚を拾い直したくなるような温度です。 自分の表現が「型に寄ってきた気がする」と感じている人に、静かに刺さると思います。
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出版社による紹介
力を創れ! 新しくなれ! 掘れ! そして汲め! 強いエッセンスを探れ! 著者は、世にあふれた「詩の作法」を書くことを嫌い、ありのままの自然や事物、事象をとらえ、魂の根源をみつめることが、新しい詩を書く力になると語る。萩原朔太郎、北原白秋、佐藤春夫、正岡子規、山村暮鳥、佐藤惣之助、日夏耿之介……ボードレール、ヴェルレーヌ、デーメル、モレアス、フォール、グールモン、ダンセニイ、メーテルリンク、レニエ、ツルゲーネフ、ソログープ、クラブント、イエーツ、ヴェルハーレン、バリモント、マリネッティ……。叙情詩、叙事詩……耽美派、象徴派、ロマン派、キュビスム、未来派……。あらゆる詩をのみ込み、伝統を破壊しながら、新たな詩を生み出そうとする著者の熱情がほとばしる。 序文 萩原朔太郎。 (※本書は2018/3/23に発売し、2022/3/10に電子化をいたしました)
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