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通常学級の「特別」ではない支援教育-校内外支援体制・ユニバーサルデザイン・合理的配慮-

通常学級の「特別」ではない支援教育-校内外支援体制・ユニバーサルデザイン・合理的配慮-

佐藤愼二

東洋館出版社 / 2022-03

累計読者数3
平均ハイライト数 36.3件/人
推定読了時間 約2時間29分
star総合評価 60/100
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この本について

クラスで「気になる子」が増えてきて、毎日小さなトラブルに振り回されてしまう。対応が後手に回ってしまって、もっと早く気づけたら良かったのに…と帰り道に落ち込むこと、ありますよね。僕もずっと同じでした。「特別支援」という言葉のハードルが高くて、どこからが専門領域なのか分からないままモヤモヤしていたタイプです。 この本が助けになるのは、派手な解決策ではなく、目の前の子どもの行動の「水面下」にある要因をどう見つけ、どう寄り添うかを、学校のリアルに沿って丁寧に示してくれるところです。たとえば、問題が起きてから動くより、事前に“気づく”ほうが圧倒的に負担が少ないこと。着席できている場面ややさしさが出ている場面など、うまくいっている条件を拾い上げて、支援を絞り込む視点。さらに、担任の気づきだけでは抱えきれない時に、校内外の支援につなげることも「当たり前にしていい」と言ってくれる安心感。こういう現実的な一歩が、この本にはたくさんあります。 結局のところ、「助けてほしい」と言える空気をつくることがインクルーシブの核心で、その土台があると子どもも大人も少し楽になります。特別と通常を線引きせず、連続線上で考えるという視点は、僕自身の肩の力も抜いてくれました。 教師としての迷いを抱えたまま、それでも子どもたちの毎日をなんとかしたいと思っている人に、静かに刺さる本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

特別支援教育、ユニバーサルデザイン、合理的配慮、インクルーシブ教育システム等が提唱されてきたが、 設置が急増する自閉症・情緒障害特別支援学級等へのエクスクルージョンの現実がある。 また、ユニバーサルデザインは斯界の共通言語として根付いてきた印象があるが、 ある地域の教員500 名への質問紙調査を実施したところ、本質的な理解が進んでいるとは言えない現状が明らかにされた。 インクルーシブ教育システム時代における小学校等における学校・学級経営及び授業づくりの理念と原則、 そして実践の具体的なヒントを提案する。
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