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2050年「人新世」の未来論争――次の世代に美しい地球を残すために

2050年「人新世」の未来論争――次の世代に美しい地球を残すために

宮内 義彦、井上 智洋

プレジデント社 / 202207

累計読者数4
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star総合評価 43/100
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この本について

最近、ニュースを見てもSNSを開いても、「世界はどこに向かうんだろう」と落ち着かないまま日々を過ごしてしまいます。戦争やエネルギー、経済、環境…それぞれ別の話のようで、実はどこかで全部つながっている気がする。でも、自分の頭の中ではうまく整理できない。そんなモヤモヤを抱えたまま、ただ流れていく情報に振り回されてしまうことがあるんですよね。 この本が効いたのは、歴史・経済・技術の話を“今の私たちの立ち位置”に引き寄せてくれるところでした。たとえば、アヘン戦争や満州事変の解説を読むと、「大国の論理に巻き込まれる構造」は昔とあまり変わっていないことがわかり、ウクライナ戦争の行方を考えるときの土台ができます。また、MMTやカーボンプライシングの説明は、一見専門的なテーマなのに、自分が日々見ている「政府の財政」「物価」「産業政策」がどうつながっているのかを理解する助けになりました。さらに、摂取カロリーや若い世代のCO2排出量の話など、生活レベルの変化が大きな社会問題とどう関係するのかも見えやすくなる構成です。 一本筋が通る感覚が欲しい人、世界情勢を追うたびに不安だけが増えてしまう人には刺さる一冊だと思います。専門書というより、「気になっていることをひとつずつ丁寧に並べ直してくれる長い対話」に近い読み味でした。自分の頭で考えるための足場を作りたいときに、そっと机の上に置いておきたい本です。

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