
地球は食べ物 いきもの獲って食べてみた日記
ホモサピ
KADOKAWA / 2022-07-27
この本について
仕事で行き詰まったときとか、なんとなく毎日が同じに感じるときって、自分の感覚がどんどん鈍くなっている気がするんですよね。目の前のことだけ見ていると、世界の複雑さとか、生き物のしたたかさみたいなものを忘れてしまうというか。そんなときに、この本の抜粋を読んで「そうそう、自分はこういう“知らない世界”に触れると元気が出るんだった」と思い出す人は多い気がします。 例えば、アメリカザリガニが環境を一気にドブへ変えるほど暴れる話は、怖いけど妙にリアルで、自然って人間の都合とは無関係に動いているんだなと気づかされます。アシナガバチの“戻りバチ”みたいに、知らなかっただけで日常のすぐそばに危険も営みもある。こういう具体的な描写に触れると、世界に対する解像度が上がるような感覚があります。自分が小さな枠の中だけで考えていたことにも気づきます。 さらに、生き物の色がゆでるだけで変わる理由や、昆虫が集まる条件のような「知ったところで直接役立つわけじゃないのに妙に心に残る知識」も多くて、日々の思考の行き詰まりをほぐしてくれるんですよね。著者が“七割予想、三割未知”の企画バランスを大事にしている話も、仕事の進め方にそのまま応用したくなる視点でした。完璧に読めるものより、ちょっとだけ未知がある方が続けやすい、というあの感じです。 生き物の知識に興味がある人はもちろんですが、「最近ちょっと感覚が鈍ってるかも」と感じている人に特に刺さる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
読書の順序
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