
夜は短し歩けよ乙女 映画カバー版 (角川文庫)
森見 登美彦
KADOKAWA / 2008-12-25
累計読者数7
平均ハイライト数 10.1件/人
推定読了時間 約3時間58分
star総合評価 48/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 27%
この本について
忙しさを言い訳にしたり、恋愛に踏み出す理由を探しているうちに時間だけが過ぎていくことってありますよね。気づけば、自分がなにを基準に選んで、どこへ向かいたいのかすら曖昧になっている。そんなときにこの作品を読むと、肩の力が少し抜けるというか、「まあ迷うのも人間らしいよな」と思わせてくれます。 特に刺さるのは、理屈を積み上げすぎると一歩も動けなくなる、という指摘です。恋愛の場面で語られていますが、仕事でも同じで、正しさを求めすぎて身動きが取れなくなる瞬間って誰にでもあるはずです。そこに「それでも跳ぶしかない瞬間ってあるよ」と静かに押してくれる感覚がある。また、忙しさを吹聴してしまう心理や、「大学生なら恋人がいて当然」という空気へのツッコミなど、社会に漂う“なんとなくの基準”をひっくり返してくれる視点も、この本の効きどころだと思います。 物語自体は奇想天外でオモチロイのに、ふとした言葉が自分の生活にじんわり入り込んでくる。不思議な読後感ですが、迷いながら前に進むしかない私たちにはちょうどいい温度です。自分のペースで生きたいけれど、そのペースを見失いがちな人に刺さる一冊です。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
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出版社による紹介
≪アニメ映画公開記念!中村佑介氏のイラスト特別カバー版を電子書籍限定で配信!通常表紙版と内容が同じ商品です。ご注意ください。≫ 黒髪の乙女にひそかに想いを寄せる先輩は、京都のいたるところで彼女の姿を追い求めた。二人を待ち受ける珍事件の数々、そして運命の大展開。第20回山本周五郎賞受賞、2007年本屋大賞2位、恋愛ファンタジーの大傑作!
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