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神様の定食屋 (双葉文庫)

神様の定食屋 (双葉文庫)

中村颯希

累計読者数8
平均ハイライト数 5.6件/人
推定読了時間 約6時間2分
star総合評価 40/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 22%

この本について

仕事でも家のことでも、人のために動く場面って多いのに、こちらの気持ちがちゃんと届いているのかは分からないまま。頑張っても反応が返ってこないと、なんだか空回りしてる気がして、ふと虚しくなることがあると思います。自分なりにやっているつもりでも、「これでいいのか」がいつまでも消えなかったり。 『神様の定食屋』は、そんな迷いに少しだけ呼吸の仕方を教えてくれる物語でした。料理なんて専門外の主人公が、亡き家族や不器用な他人の想いに触れながら、付け合わせひとつにも理由があることを知っていく姿が妙にリアルで。自分のしている小さな行動にも、実は誰かのための意味が宿ることがあるんだよな、と素直に思わされました。反応がないように見える時間でも、気付いてくれる人はちゃんといる。その事実を大げさではなく、日常の延長線で示してくれるのが心地いいです。 特に、誰かと分かり合いたいのに距離の取り方が下手で悩んでいる人には刺さるはずです。仕事の場でも家庭でも、気遣いが空振りしがちな人ほど、この物語の「想いの重ね方」の丁寧さが実感に近いと思います。肩に力が入りすぎていたときに読むと、やり方を変えるというより、今のままでも少し救われる余白をくれる本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

妹とともに、両親の遺した定食屋を継ぐことになった高坂哲史。ところが哲史は料理がまったくできず、妹に怒られてばかり。ふと立ち寄った神社で、「誰かに料理を教えてもらいたい」と愚痴をこぼしたところ、なんと神様に、この世に未練を残した魂を憑依させられてしまった。神様曰く、魂から料理を教わる代わりに、その魂が望む相手に料理を振る舞い、未練を解消してやってほしいということで―。思い出の味を繋ぐ、五編の心温まる物語。
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