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試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。

試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。

尾形真理子

ベストセラーズ / 2014-02-10

累計読者数28
平均ハイライト数 9件/人
推定読了時間 約4時間35分
star総合評価 55/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 37%

この本について

恋愛でも仕事でも、うまくいっているはずなのに心が置いてきぼりになる瞬間ってありますよね。新しい洋服を買っても気持ちは軽くならないとか、好きな人の言葉を信じきれないとか、周りに合わせてばかりで自分の選択がわからなくなるとか。私もそういう時期によく悩むのですが、この本を読んでいると「そんなふうに揺れる自分でもいいんだ」と少し呼吸が整う感覚があります。 刺さるのは、恋が実らなかった経験もちゃんと自分の中に残っているという視点や、「耐える」か「引く」かだけじゃなくて、もっと自分に合う選択肢があっていいという気づきです。さらに、誰にも気づかれない小さな思いやりを積み重ねている人が、本当の意味で人に向き合えるという描写も強く残ります。恋の迷いだけでなく、自分の仕事や態度までそっと整えてくれるところが、この本の効きどころなんだと思います。 恋愛小説ではあるんですが、単なる胸キュンではなく、自分の感情の扱い方が少しだけ上手くなる一冊です。自分にとっての「いい人」を誰かに決めさせず、ちゃんと欲しがることを許せるようになる。そういう意味で「自分の気持ちに鈍くなってきた気がする人」に特に刺さると思います。 物語の中の登場人物たちが、焦ったり、間違えたりしながら、それでも少しずつ前を向く姿を見ていると、自分の生活にも静かに反映されていきます。あしたの服を悩めるくらいには、あしたを夢見られる自分に戻っていける感じがするんです。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

年下に片思いする文系女子、不倫に悩む美容マニア、元彼の披露宴スピーチを頼まれる広告代理店OL...。恋愛下手な彼女たちが訪れるのは、路地裏のセレクトショップ。不思議な魅力のオーナーと一緒に自分を変える運命の一着を探すうちに、誰もが強がりや諦めを捨て素直な気持ちと向き合っていく。繊細な大人たちの心模様を丁寧に綴った恋物語。

目次

脱皮したら、春。 悪い女ほど、清楚な服がよく似合う。 可愛くなりたいって思うのは、ひとりぼっちじゃないってこと。 ドレスコードは、花嫁未満の、わき役以上で。 好きは、片思い。似合うは、両思い。
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