
科学的に自分を思い通りに動かす セルフコントロール大全
堀田秀吾 and 木島豪
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2022-01-28
この本について
仕事に向かわなきゃと思いながらダラダラしてしまったり、なぜか気づいたらSNSを見ていて自己嫌悪になったり、朝起きるだけでひと仕事だったり。意志が弱いわけじゃないのに、体も気持ちも思うように動かない日ってありますよね。僕も先延ばしグセがひどい日は、机に向かうまでが一番の難関です。 この本が面白いのは、「根性でどうにかする」話ではなく、現実に使える小さな工夫が淡々と積み上がっているところです。例えば、アイデアが煮詰まったときに無理に集中しようとせず、あえて“ぼーっとする時間”に任せてみると発想が戻ってくること。意識してぼーっとしようとすると緊張して逆効果なので、起き抜けや散歩中の自然なゆるみを使う、というのが実践したら意外と効きました。やる気が出ないときも、「とりあえず10分だけ階段を上る」「20分だけ早歩きする」みたいなアクションに落とすと、頭がやっと仕事モードに寄ってきます。気合より手順、という感覚がしっくりきます。 あと、休憩の使い方もかなり刺さりました。同僚との雑談や軽いストレッチのような“頭を休める休憩”を挟むと、その後の作業の重さが違うんですよね。逆に、昼食後にメールチェックみたいな認知系の作業をすると、一日の終わりにどっと疲れる理由も腑に落ちました。こういう細かいところの積み重ねで、だらだらモードを切り替えやすくなるのがありがたいです。 自分を責めるより、まず行動の条件を整えたい人に向いている本だと思います。僕と同じように「やる気の波に振り回されがち」なタイプには、現実的なヒントが多いはずです。
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