
いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」 (講談社+α新書)
後田亨 and 永田宏
この本について
保険まわりって、考えれば考えるほど霧が晴れないというか、「とりあえず入っておいたほうが安心なんだろうな…」で終わらせてきた部分が多いですよね。医療費が怖い、がんが怖い、家族に迷惑をかけたくない。そう思うほど、営業トークに寄りかかってしまう自分にも気づきます。でも一度立ち止まってみると、「そもそも本当に必要なのか?」という根本の疑問がずっと胸の奥に残ったままなんですよね。 この本は、そのモヤモヤを数字や制度の“実態”でひとつずつほぐしてくれます。たとえば、医師が口をそろえて「多くの病気は50万円以内で戻ってこれる」と言っていることや、高額療養費制度を使えば月9万円を超えにくいこと。さらには、有給と傷病手当金をつなぐと20カ月の収入が確保できること。こういう現実的なラインを知ると、「医療保険に毎月何千円も払うより、手元に50〜100万円置いておくほうが合理的かもしれない」と、視点がひっくり返ります。 そして、保険が“契約した瞬間から古くなる”ものだという指摘も、個人的にはかなり刺さりました。医療技術も制度もどんどん変わるのに、長期契約に縛られたまま安心を買った気になっていたかもしれない…と。だからこそ、この本は「入るべき保険」と「いらない保険」の線引きを、感情ではなく、緊急性・重大性・経済合理性・不確実性の4つで冷静に見せてくれます。 保険を過不足なく“必要最低限”にして、余計な不安から自由になりたい人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本の後に読まれた本
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