
何をするにもやる気がでないので 30秒でモチベーションを上げる方法を教えてください…
吉本ユータヌキ, 石井玄, 井上新八, えしゅん, 樺沢紫苑, 川崎宗則, 佐々木望, 菅原洋平, and 鈴木裕介
サンクチュアリ出版 / 2024-09-09
この本について
最近、やる気がどこかに行ったまま帰ってこない日が多くて、「気合いさえ入れば…」と自分に期待しては、また裏切られる。そんな循環に覚えがある人には、この本の抜粋がいくつも刺さると思います。特に、身だしなみや香り、紙のメモのような“ちょっとした行動”で流れが変わる感覚。あれって本当は意志力じゃなくて、スイッチの入れ方が分かっていないだけなんですよね。 読んでいて面白いのは、「やる気を出す」より先に、“未来の自分を過信しない”という視点をそっと置いてくれるところです。先延ばししそうになったら指示書を作っておくとか、まずはレシート整理みたいな頭を使わない作業でエンジンをかけるとか。自分を説得するんじゃなくて、自分が動きやすい環境をちょっと整えてあげるだけで、案外やれるんですよね。コーヒーを淹れる、机を片付ける、香りを置く。こんな小さな入口で側坐核が動き始めるという説明も、妙に納得感がありました。 個人的に一番しっくりきたのは、「役に立つか」を考えないで「面白そうか」で選ぶという話。たしかに、役に立ちそうで買ったものほどすぐ手放してきた気がします。続く行動って、義務じゃなくて“ちょっと気持ちいい仕掛け”があるんですよね。砂時計を使ってみたり、スクワットを○でコレクションしたり、予定変更の理由を夜に書き出して救われたり。どれも今日の自分をほんの少し扱いやすくする工夫でした。 「気合いでなんとかするのはもう限界だけど、だからって自分を変えるのもしんどい」という人に静かに効く本だと思います。
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