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マーダー・ミステリ・ブッククラブ 〈マーダー・ミステリ・ブッククラブ〉シリーズ (創元推理文庫)

マーダー・ミステリ・ブッククラブ 〈マーダー・ミステリ・ブッククラブ〉シリーズ (創元推理文庫)

C・A・ラーマー、高橋 恭美子

累計読者数3
平均ハイライト数 2.3件/人
star総合評価 30/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 25%

この本について

人と一緒に何かをやるとき、自分だけ浮いている気がしたり、ちょっとした会話のズレで帰り道に妙な疲れが残ったりしませんか。読書会でも飲み会でも、楽しみたいだけなのに「しゃべりすぎたかな」「今の反応まずかったかも」と、あとからじわっと不安になるあれです。 『マーダー・ミステリ・ブッククラブ』を読んでいておもしろいのは、登場人物たちも同じような迷いを抱えたまま集まっているところです。BGMを必死に選んで空気を整えようとする感じや、盛り上がりすぎて誰かが傷つく瞬間、逆に「自分はもう誘われなくなるのでは」と不安になる影の部分が、とても人間くさく描かれています。読んでいると、友人関係の微妙な距離感に振り回されがちな自分を、少し外側から見られるようになります。 この本が効くのは、派手な事件そのものより、コミュニティの中で人がどうふるまい、どう誤解し、どう仲直りするのかが物語の軸になっているからです。自制しようとしながらも空回りしたり、相手の本心がわからなくて悩んだりする姿が、妙に自分の日常と重なります。そこにちょっとだけ笑える余白があるので、読み終わる頃には「人付き合いってこんなもんでいいのかもしれない」と肩の力が抜けていました。 「周りとうまくやれているのか、いつも少しだけ不安な人」に刺さる一冊だと思います。

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