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比叡山大阿闍梨 心を掃除する

比叡山大阿闍梨 心を掃除する

光永圓道

小学館 / 2022-11-25

累計読者数3
平均ハイライト数 7.7件/人
推定読了時間 約2時間38分
star総合評価 44/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 23%

この本について

忙しい日が続くと、部屋も頭の中も同じように散らかってきて、何から手をつければいいのか分からなくなることがあります。時間がないわけでもないのに、優先順位が迷子になっていく感じ。姿勢も生活も気づけば「とりあえず」で回してしまって、後からどっと疲れがくる。自分もよくそういう状態になります。 この本がすごいのは、「もっと頑張れ」ではなく、「順序を整えるところから始めよう」と言ってくれるところです。掃除を“特別な作業”にせず、使ったついでに元に戻す。床は床の役割に戻す。必要かどうかではなく、その物にふさわしい置き場所があるかで考える。そういうごく小さな行動の積み重ねが、結果的に自分の心の状態まで整えてくれる、という視点が腑に落ちました。姿勢を正すところから掃除を始めるという話も、形から入ることで心が引き締まる感じがあって、実践したときに妙に納得感がありました。 結局のところ、私たちがいちばん長く過ごしている環境は「人間関係」よりも「ものの環境」で、その乱れが思考の乱れにつながっているのかもしれません。だからこそ、環境を整えることを後回しにしない。毎日30分だけ掃除をする、という具体的な提案も、自分の生活にぐっと落とし込みやすかったです。 日々の小さな乱れが積もってしんどくなりがちな人、まずは何かを変えるきっかけが欲しい人には、静かに効いてくる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

現代の生き仏が説く良く生きるための作法。 地球1周分に相当する約4万キロメートルを7年かけて徒歩で巡礼し、9日間にわたって断食・断水・不眠・不臥で不動明王を念じる千日回峰行は、平安時代から1000年以上続く、命がけの難行苦行の修行。 織田信長が比叡山延暦寺を焼き討ちした1571年以降、満行した者はたった51人だけ。荒行を経た大阿闍梨は「不動明王の化身」である生き神となる。光永圓道大阿闍梨が天台仏教、そして荒行で体得した「良く生きるための気づき」を、掃除という万人共通の生活行動を通して説く、唯一無二の人生哲学書であり、自己啓発書。 やらされるのではなくやる、身の回りを整理することで心を切り替える、まずは美しい所作から身につける、きれいにしてはいけない美しさがある、など心が整い、今日より明日、明日より明後日をよりよく生きるためのヒントに気づかされる一冊。
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