
企業変革(CX)のリアル・ノウハウ 修羅場の経営改革ストーリー (PHPビジネス新書)
木村 尚敬, 小島 隆史, and 玉木 彰
累計読者数4
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star総合評価 65/100
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この本について
組織の変革に関わっていると、「結局みんな分かってはいるのに動かない」「戦略は決まったのに現場がついてこない」という、どこに原因があるのか分からないモヤモヤにぶつかることが多いと思います。自分の力不足なのか、組織の仕組みの問題なのか、そのあたりも判断しにくいまま時間だけが過ぎていく感じ、僕自身かなり覚えがあります。 この本が効くのは、そうした“なんとなく動かない理由”を、人ではなく組織の構造として捉え直せるところです。一人ひとりの感情や評価制度、上司の判断基準、そして経営陣の覚悟の欠如まで、全部がつながって慣性になる。だからこそ、戦略だけ変えても動かないし、逆に言えば、トップのガバナンスから現場のKPIまで一体で変えたときに初めて推進力が生まれる。この構造が腹落ちすると、「自分がいま何に手を入れるべきか」が少しクリアになります。 もうひとつ刺さるのは、新規事業や撤退判断に対する“不確実性への怖さ”への向き合い方です。完全な情報なんてそもそも存在しないし、みんなが納得してから動く頃にはもう利益は残っていない。この冷静な視点は、未来に向けて踏み出すときの心の負荷を和らげてくれます。 組織の変革や新規事業で「なぜ動かないのか」を言語化したい人に向いている一冊です。
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