
アイルランド現代史 独立と紛争、そしてリベラルな富裕国へ (中公新書)
北野充
中央公論新社 / 2022-09
累計読者数3
平均ハイライト数 167件/人
star総合評価 72/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 36%
この本について
仕事でも日常でも、国や組織の「対立の根っこ」がよく分からなくて、表面のニュースだけ追っても腑に落ちないことってあります。アイルランドの歴史もまさにそのタイプで、宗教や階級、政治の断層がどう積み重なって今につながっているのかを、自分なりに整理できずにいました。 この本は、そういうモヤモヤをほどく時の道具としてかなり助かりました。プロテスタント支配とカトリック住民の構図、蜂起や独立戦争での暗殺・報復の連鎖、そしてシン・フェインやフィアナ・フォイルがどういう価値観を背負って登場してきたのか。抜粋を見る限り、読み手の関心も「事件単体」より、その背景にある力学に向いているようで、まさにそこを丁寧に描いてくれます。たとえば、低法人税やEU市場とのつながりで急成長した一方、避妊や中絶、離婚の問題では保守性が残り続けた理由など、現代の姿が「偶然じゃない」と腹落ちする瞬間が多いです。 結局のところ、対立の構造や価値観の揺れ方を理解できると、遠い国の話が、自分の職場やチームの「なぜ話が噛み合わないのか」を考えるヒントにもなるんですよね。歴史を武器にしたい人に刺さる一冊だと思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの14%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
貧困や北アイルランド紛争など困難に直面してきたアイルランドはいかにしてリベラルな富裕国になったか。建国100年の歴史を辿る。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




