
お金の引力
末岡 由紀
サンマーク出版 / 2023-04-24
この本について
最近、「目の前の仕事だけでいっぱいいっぱいになって、将来のことを考える余裕がない」とか、「頑張ってるつもりだけど収入の壁を越えられない」という悩みをよく聞きます。僕自身もずっとそこで足踏みしていて、短期の改善ばかり追って、長いスパンで物事を見る感覚がまったく育っていませんでした。 『お金の引力』が刺さったのは、この“視点の切り替え”をかなり具体的に書いてくれていたからです。たとえば、年収450万円をめざす段階と、2000万円以上をめざす段階では、やるべきことも時間の使い方もぜんぜん違うという話。これは「努力が足りない」といった精神論ではなく、段階によって戦い方を変える必要があるという、現実的な指摘なんですよね。また、著者自身が不動産投資で資産を積み上げていく過程も淡々と載っていて、派手さはないけれど、どう判断し、どう動いたのかが具体的でイメージしやすいです。 もう一つ良かったのは、「自分の価値観を確認する」という地味だけど避けがちな作業を何度も促してくれるところ。収入を上げようとすると、つい外の正解に寄せてしまいがちですが、結局そこが曖昧だと行動が続かない。僕も読んでいて耳が痛かった部分です。 今のやり方で本当にいいのか少しでも迷っている人、あるいは「次の段階」に行きたいけれど何を変えればいいかわからない人には、わりとスッと入ってくる内容だと思います。自分のペースで読みながら、これからの数年の時間の使い方を見直すきっかけになるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
読書の順序
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