
となりの億り人 サラリーマンでも「資産1億円」(朝日新書)
大江 英樹
株式会社朝日新聞出版 / 2021-12-13
この本について
お金のことって、知識を集めれば集めるほど「結局どう動けばいいんだろう…」と迷いが増える瞬間がありますよね。保険は入るべきなのか、投資はインデックスだけで本当に十分なのか、暴落が来たらどうすればいいのか。自分でも考えているつもりなのに、どこか“人任せ”になっている感じが抜けない。そんなモヤモヤを抱えている人には、この本がかなり刺さると思います。 『となりの億り人』は、一発逆転ではなく“普通のサラリーマンが現実的に資産を作ってきた道筋”に焦点を当てています。印象的なのは、彼らがとにかく支出管理にシビアで、必要のない保険を手放したり、大きなお金の流れだけに集中していたりと、まず土台を整える姿勢を徹底していること。そして、投資においても「流行」ではなく、自分の頭で考えて、リスクを受け止めながら決めるというごく当たり前だけど避けたくなる部分にちゃんと向き合っていることです。 市場が35%下がっても慌てず、長期で育つ企業だけを見る姿勢や、ロボアドに丸投げせず“自分で考える力”を積み上げる話もリアルで、読みながら背筋が伸びます。地位財より非地位財に価値を置く生き方にも触れていて、何のためにお金を増やすのかという根っこの部分まで静かに問いかけてきます。 派手なノウハウを求める人には向きませんが、「お金との距離感をもっと健全にしたい」「積立だけで安心していいのか正直不安」という人には、しっかり地に足のつく一冊だと思います。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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