
アジャイルワークの教科書
戸田孝一郎
日刊現代 / 2023-05-26
累計読者数3
平均ハイライト数 7.7件/人
推定読了時間 約2時間37分
star総合評価 53/100
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この本について
仕事の段取りに自信がなくて、気づけば「なんで今こんな作業してるんだっけ…」みたいな迷子状態になること、僕もよくあります。頑張っているはずなのに成果の手応えが薄い日が続くと、どこから立て直せばいいのか分からなくなるんですよね。 『アジャイルワークの教科書』を読んで効いたのは、まず「正味時間・付帯時間・ムダ」というシンプルな切り分けでした。自分の1日を5分ごとに記録してみると、思っていた以上に“ムダの積み重ね”が進行を止めていることが見えてきます。それを出発点に、作業を全部書き出して付箋で流れにする「見える化」をやってみると、手戻りの原因や、自分がつまずきやすいポイントが自然と浮かび上がる感覚があります。 さらに、この本がいいのは「振り返り」を習慣にするための現実的な視点があるところです。KPTのような方法も、決してチームの専門手法ではなく、一人でも仕事のクセを整えるのに使える。完璧にやる必要はなくて、問題点をひとつ拾って翌日に少しだけ試す、その積み重ねでスピードが出るという考え方が、肩の力を抜いて実践しやすいんです。 タスクの見通しが立たず、毎日が手探りになりがちな人に刺さる本だと思います。悩んでいる最中でも、小さく改善できる場所はまだ残っているんだと実感させてくれる一冊でした。
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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
「仕事が終わらない」「成果を上げられない」「残業が多すぎる」「上司とうまくいかない」などなど、社会人にとって仕事の悩みは尽きない。ある調査によれば、「仕事の内容」は3年連続で、「上司との人間関係」は4年連続でトップ5に入る結果となり、これらが多くのビジネスパーソンの悩みになっていることがうかがえる。また、「残業時間の多さ」にストレスを感じる人も多いが、最近では、現場をよく知らない会社の上司から「残業をするな」、「(仕事が終わっていなくても)定時に帰れ」といったような、長時間労働を改善するための対応策がないまま業務を切り上げるよう強制される“ジタハラ”(時短ハラスメント)が問題となっており、「隠れ残業」や「仕事の持ち帰り」が生じている。このように、業務効率化に注力していない、中身のない制度をとりあえず取り入れて日々の業務に取り組むことによる弊害に苦しむビジネスパーソンは多い。 そこで本書では、「トヨタのカイゼン」をベースとした「アジャイルワーク手法」によって多くの企業の生産性を向上させた戸田孝一郎氏が、業務を圧倒的に効率化させる「アジャイルワーク」のすべてを徹底解説。戸田氏は本家本元のTMS&TPS検定協会(トヨタOBが主宰する団体)にて理事並びに指導講師に認定されるといった実績も持つ。アジャイル開発手法の大手企業への導入指導・プロジェクト支援を実施しており、その経験の豊富さを武器に、理論面だけでなく実践的な指導として「現場主義」の重要性を徹底指南。アジャイルの不可欠な要素となる「見える化」、「振り返り」、「ダンドリ」、「タイムボックス」、「チーム」という5つの要素をわかりやすく解説。仕事に追われる社会人たちを解放するためのノウハウを完全網羅した1冊である。
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