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「経済成長」の起源:豊かな国、停滞する国、貧しい国

「経済成長」の起源:豊かな国、停滞する国、貧しい国

マーク・コヤマ, ジャレド・ルービン, and 秋山 勝

累計読者数6
平均ハイライト数 5.3件/人
star総合評価 46/100
boltライト読書型
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この本について

仕事のことを考えていると、「結局、何が国や地域の差を生むんだろう…自分の置かれた環境ってどう作用してるんだろう」と、ふわっとした疑問が頭に残ることがありませんか。努力とか才能みたいな話に回収しきれない“背景”がある気がして、そこを放置したまま日々判断している感じがあるんですよね。 この本は、その背景を歴史とデータの視点から淡々とほどいてくれます。文化がどう人の行動を形づくるのか。資源や地理の要因がどこまで説明力を持つのか。そして、それだけでは説明しきれない“持続的な成長が起きた瞬間”に何が働いたのか。読者が保存した抜粋を見る限り、数字や制度の話よりも「人間の世界観がインセンティブにどう反応するか」という部分に刺さっている人が多いのだと思います。そこがこの本の一番面白いところで、生活水準を身長や平均寿命で読むような素朴な手つきもあって、構造の話が急に自分事としてつながる瞬間があります。 読んでみて思ったのは、「国が豊かになる条件」を知ることが、直接的に仕事や人生の判断に効いてくるということです。自分が属する組織や地域で何が“変えやすく”、何が“変えにくい”のかが少しだけ掴めるようになる。本書は決して魔法みたいな答えをくれるわけじゃないですが、迷ったときの地図の縮尺を一段変えてくれる感覚がありました。 特に、環境のせいにしたくないけれど、環境の影響は無視できないと感じている人に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

世界はどのようにして豊かになったのか? いまだ貧困が世界中に存在するとはいえ、歴史的に見た場合、 いま生きている人の大半は200年前に生きていたどんな人間よりも裕福になった。 この「経済成長」はどうやって達成されたのだろうか? 大きな変化を生み出した産業革命は、なぜ18世紀の英国で始まったのか? それに続いて他のヨーロッパ諸国やアメリカ、日本が発展できたのはなぜか? そして、なぜいまだに貧しいままでいる国や地域が存在するのか? じつは持続的な経済成長に成功した経済圏にはいくつかの前提条件があった。 その条件を、地理、政治、文化、宗教、人口動態、植民地などの要因をもとに 最新理論を引きつつ検証した、「経済成長」の謎を解くグローバルヒストリー。
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