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荒木飛呂彦の新・漫画術 悪役の作り方 荒木飛呂彦の漫画術 (集英社新書)

荒木飛呂彦の新・漫画術 悪役の作り方 荒木飛呂彦の漫画術 (集英社新書)

荒木飛呂彦

累計読者数22
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star総合評価 50/100
start序盤集中型
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この本について

創作に限らず、仕事でも日常でも「なんか噛み合わないな」「ここにいるべきじゃない場所に自分を置いてしまったな」と感じる瞬間ってありますよね。自分でも理由が説明できない違和感だけが残って、前に進めなくなるあの感じです。僕もよくそこで足が止まるタイプなのですが、この本を読んでから、違和感の正体をもう少し丁寧に追えるようになりました。 荒木飛呂彦さんは、漫画の読み手が気づく“ちょっとした異物感”をすごく重要視していて、「違和感があるなら何かが足りないか、逆に多いか」のどちらかだと言います。これは漫画だけじゃなく、企画でも文章でも人間関係でも同じで、ズレを感覚のまま放置しない姿勢がすごく参考になりました。また、キャラクターの“動機”を深く掘る話も、自分や周りの行動を理解するうえで使える考え方でした。表向きの理由だけじゃなく、弱さや嫉妬まで含めて人間を描くという視点は、仕事で誰かにアイデアを提案するときにも役に立ちます。 さらに本書の中心にある「悪役=思い通りにいかない困難」という定義が、自分の停滞にもそのまま当てはまるのが面白かったです。避けるのではなく、物語の構造として受け止めると、少しだけ前に進みやすくなりました。 創作をしている人はもちろんですが、「最近どうも調子が出ない」「自分の物語がいま停滞している気がする」という人に、静かに刺さる本だと思います。

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