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荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論【帯カラーイラスト付】 (集英社新書)

荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論【帯カラーイラスト付】 (集英社新書)

荒木飛呂彦

集英社 / 2011-06-17

累計読者数5
平均ハイライト数 3.2件/人
推定読了時間 約2時間26分
star総合評価 40/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 37%

この本について

映画を見ていて、「これってホラーなのか、ただ怖がらせたいだけなのか、そもそもジャンルってなんなんだろう」とモヤモヤすることがあります。刺激としての“怖さ”は好きなのに、ただの残酷描写には疲れてしまう。そんな線引きが、自分の中できちんと言語化できないまま積み上がっていく感覚があるんですよね。 荒木飛呂彦さんのこの本は、そのモヤモヤに少し位置を与えてくれます。たとえば、ホラーを「人を怖がらせるための映画」と割り切りつつ、その中に社会や人間の姿がどう入り込むのかを丁寧に示してくれるところ。あるいは『ミザリー』や『ミスト』のように、救いのない状況そのものが“恐怖”として成立している理由を、作り手側の視点で語ってくれるところ。そういう説明が、単なる映画感想を超えて、自分の感じていた怖さの根っこを掘り出してくれるんです。また、「美しいだけの作品には癒しが足りない」という一文は、恐怖と癒しがどこかでつながっているという視点を持たせてくれて、映画の見え方が少し変わります。 ホラーが苦手でも、物語がどう人に作用するのか知りたい人に刺さると思います。僕自身も、怖さにどう向き合っているのか整理したいときに読み返す一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

【帯カラーイラスト付】荒木飛呂彦がこよなく愛するホラー作品の数々は、『ジョジョの奇妙な冒険』をはじめ、自身が描いた漫画作品へも大きな影響を与えている。本書では、自身の創作との関係も交えながら、時には作家、そして時には絵描きの視点から作品を分析し、独自のホラー映画論を展開する。巻頭には「荒木飛呂彦が選ぶホラー映画 Best20」も収録。ホラー映画には一家言ある著者の、1970年代以降のモダンホラー映画を題材とした偏愛的映画論!
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