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夢を叶えるために脳はある 「私という現象」、高校生と脳を語り尽くす

夢を叶えるために脳はある 「私という現象」、高校生と脳を語り尽くす

池谷裕二

講談社 / 2024-03-28

累計読者数25
平均ハイライト数 45.4件/人
推定読了時間 約10時間23分
star総合評価 76/100
menu_book精読型
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この本について

最近、目の前の選択肢にどう向き合えばいいのか悩むことが多いです。目的を決めても状況が変われば揺らぐし、かといって消去法で決めても「そもそも見えていない選択肢」の存在が気になる。頭を整理したいのに、脳みそそのもののクセに振り回されている感じがあるんですよね。 池谷裕二さんの『夢を叶えるために脳はある』は、そんなモヤモヤに対して「脳ってそもそもこういう構造なんだよ」という前提を静かに示してくれます。睡眠こそが基本で覚醒が例外的な状態だという話や、秩序が自然に生まれる仕組み、平等なルールでも偏りが生まれる理由など、日常の判断で感じていた違和感が「そういう仕組みなら仕方ない」と腑に落ちる場面が多いです。さらに、好奇心こそが変化の激しい社会での適応力の源だという視点は、将来の選択を考えるときの圧を少し軽くしてくれました。 メモという外部環境を使うことで思考が拡張されるという話も、実際の行動に落とし込みやすくて助かります。「考えがまとまらない」のは自分の能力不足ではなく、脳の構造上、紙に出さないと限界が来るだけなんだと分かるだけで、肩の力が抜けました。 自分の迷いの正体を、精神論ではなく仕組みから理解したい人に刺さる本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

累計43万部突破!ベストセラー『進化しすぎた脳』『単純な脳、複雑な「私」』に続く、高校生への脳講義シリーズの最新刊がついに刊行。 なぜ僕らは脳を持ち、何のために生きているのか。 脳科学が最後に辿り着く予想外の結論、そしてタイトルに込められた「本当の意味」とは――。 なぜ脳は存在するのか、僕らはなぜこんなに大きな脳を持ってしまったのか、時間はなぜ存在するのか、この世界は現実なのか、人工知能にとって人間とはなにか、私とはなにか―― 数々の問いを巡らせていくと、全てがつながり、思いもよらない答えを導く。 人気脳研究学者である著者が、3日間にわたっておこなった圧倒的迫力の講義録。 「というわけで、「ああ、そうか、ならば生きなくては」と僕は感じる。能天気なヤツかもしれない。 君らはどうかな。そうは感じないかな。 僕はね、どうせ生きるんだったら、せっかくなら楽しく生きようよ、と思わずにはいられない。だって、生きているだけで役に立っているんだよ。そんなシンプルな喜びって、他に何があるんだろう。 そうした生命の本質的な原理を、脳の研究をしながら、強く感じる」(本書より) 「いま一番思い入れがあって、一番好きな本」と自らが語る、渾身の一冊。 本書でシリーズ完結となる。
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