
進化しすぎた脳 (ブルーバックス)
池谷裕二
講談社 / 2007-01-19
累計読者数4
平均ハイライト数 3件/人
推定読了時間 約6時間12分
star総合評価 33/100
start序盤集中型
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この本について
最近、物事を「わかったつもり」で流してしまっている感覚がありませんか。仕事でも日常でも、判断の根拠が揺れるというか、自分の理解の土台がどこまで信用できるのか不安になる瞬間があると思います。僕も同じで、そんな時に脳のしくみを一度ちゃんと知っておきたいと思って読んだのがこの本でした。 面白かったのは、脳ってこんなにも“場所ごとに役割が違う”のかという発見が、理解の曖昧さをほぐしてくれたことです。動いている物だけが見えなくなるケースや、ものは見えているのに何であるかがわからないケースなど、極端な例を通して、普段当たり前にしている認識がどれだけ複雑な処理の上に成り立っているのか実感できます。自分の「見えている」「判断している」という感覚も、意外と脳の一部の都合にすぎないんだなと腹落ちしました。 さらに、脳が大きければ賢いわけではないという話も、妙に救われるところがあります。量や見た目ではなく、どこにどう専門化しているかが本質だという視点は、人の能力を見る時の目線にもつながるんですよね。「自分はここが弱いからダメだ」ではなく、「脳ってそもそも凸凹にできてるんだし」と少し肩の力が抜けます。 自分の思考のクセや限界を、感覚ではなく構造として捉え直したい人に刺さる本だと思います。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの36%が集中しています。
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出版社による紹介
『しびれるくらいに面白い!』 最新の脳科学の研究成果を紹介する追加講義を新たに収録! あなたの人生も変わるかもしれない? 『記憶力を強くする』で鮮烈デビューした著者が大脳生理学の最先端の知識を駆使して、記憶のメカニズムから、意識の問題まで中高生を相手に縦横無尽に語り尽くす。 「私自身が高校生の頃にこんな講義を受けていたら、きっと人生が変わっていたのではないか?」と、著者自らが語る珠玉の名講義。 メディアから絶賛の声が続々と! 『何度も感嘆の声を上げた。これほど深い専門的な内容を、これほど平易に説いた本は珍しい』――(朝日新聞、書評) 『高校生のストレートな質問とサポーティブな池谷氏の対話が、読者の頭にも快い知的な興奮をもたらす』――(毎日新聞、書評) 『講義らしい親しみやすい語り口はもちろん、興味をひく話題選びのうまさが光る』――(日本経済新聞、書評)
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