
自分では気づかない、ココロの盲点 完全版 本当の自分を知る練習問題80 (ブルーバックス)
池谷裕二
講談社 / 2016-01-20
累計読者数8
平均ハイライト数 69.1件/人
推定読了時間 約6時間31分
star総合評価 77/100
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この本について
最近、判断がブレたり、人の発言に必要以上に反応したり、自分でも「なんでこう考えちゃうんだろう…」と腑に落ちないことが続く時があります。仕事でもプライベートでも、同じパターンを繰り返している気がするのに、原因はよく分からない。そんなときに読むと、頭の中で起きている仕組みが少し見えるようになります。 この本は、いわゆる“心理効果の辞典”みたいな堅さではなく、日常でつい陥る思い込みを、実験や具体例を通してスッと腹に落ちる形で示してくれます。例えば、簡単な説明のほうが正しく見えるクセや、選択肢が増えるほど決められなくなる流れ、手に入れたものを手放せなくなる保有効果など、身に覚えのあるポイントがとにかく多い。自分の判断が「性格」ではなく「脳の習性」に引っぱられていただけだった、と気づくと、余計な自己嫌悪をしなくて済む場面が増えました。 特に刺さったのは、未来の危険や他人の能力を過小評価しがち、というところ。仕事での読み違いも、実はこのクセにかなり左右されていたなと感じます。視点を少しずらすだけで「今の判断、本当に必要以上に自信を乗せてない?」と一度踏みとどまれるようになりました。 自分の思考のクセを“矯正する”というより、“扱い方を知りたい人”にちょうどいい本です。普段から考えすぎて疲れやすい人ほど、静かに効くと思います。
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出版社による紹介
買い物で、得だと思って選んだものが、よく考えればそうでなかったことはありませんか。こうした判断ミスをもたらす思考のクセは、「認知バイアス」と呼ばれます。認知バイアスは、無意識のうちに判断ミスを引き起こす、いわば思考の錯覚。その不思議な世界を気鋭の脳研究者がひもときます。認知バイアスの古典例から最新例までクイズ形式で実感することで、自分の持つ思考のクセだけでなく、他人のココロの動きまで分かります。
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