
「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 完全翻訳版
シェリー・ケーガン and 柴田裕之
文響社 / 2019-07-12
累計読者数22
平均ハイライト数 8.5件/人
推定読了時間 約11時間10分
star総合評価 53/100
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この本について
ときどき、ふと「自分はいま、ちゃんと生きたい方向に進めているんだろうか」と立ち止まることがあります。仕事が忙しい日ほど、目の前のタスクに追われて、そもそも何を大事にしたかったのか見失ってしまう感じです。そんなときにこの本を読むと、いきなり前向きになるというより、まず足元の霧が少し晴れるような感覚がありました。 本書は「死」を扱っていますが、暗い話を押しつけるものではなく、むしろ自分の人生観をそっと裏返して点検するような作業になります。「もし残り時間を知っていたら何を優先するか」という問いは、抽象的に生き方を語るよりもずっと現実的で、今の自分の行動のクセまで照らし返してくれます。また、死をどう捉えるかについての議論が丁寧で、ただ怖がるのではなく「何が本当に失われるのか」「どこまでが思い込みなのか」を分けて考えられるようになるのも大きかったです。さらに、著者の結論が断定的ではなく、読者が自分の答えを組み立てられる余白が残されているのもありがたいところでした。 生き方にすぐ“正解”を求めてしまうタイプの人にこそ、この本は静かに効いてくると思います。自分の価値観を一歩外側から見てみたいときに手元に置きたい一冊です。
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出版社による紹介
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ シリーズ累計24万部 イェール大学で23年連続の人気講義 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 余命宣告を受けた学生が、 ”命をかけて”受けたいと願った伝説の授業の完全翻訳版! ――人は必ず死ぬ。だからこそ、どう生きるべきか―― ○死とは何か ○人は、死ぬとどうなるのか ○死への「正しい接し方」――本当に、恐れたり、絶望したりすべきものなのか ○なぜ歳をとるごとに、「死への恐怖」は高まっていく ○残りの寿命――あなたは知りたい? 知りたくない ○「不死」が人を幸せにしない理由 ○「死ぬときはみな、独り」というのは、本当か ○自殺はいつ、どんな状況なら許されるのか ○死が教える「人生の価値」の高め方 縮約版では割愛せざるを得なかった「前半部分」 ・二元論と物理主義 ・「魂」は存在するか? ・デカルトの主張 ・「魂の不滅性」についてのプラトンの見解 ・「人格の同一性」について ・魂説、身体説、人格説――どの説を選ぶか? と、「DEATHからさらに考察を深めたい人のための読書案内」つき! なぜ、余命宣告をされた学生は、 最後に”命をかけて”、 この講義を受けたのか!? 死を通すことでますます「生」が輝きを増す、世界的名著! ※本書の第1講、第8講~第15講、「死についての最終講義」は、 『「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義〔日本縮約版〕』と同内容です。 第2講~第7講の追加に伴い、原書に従う形で一部を再編集しております。 【目次】 第1講 「死」について考える 第2講 二元論と物理主義 第3講 「魂」は存在するか? 第4講 デカルトの主張 第5講 「魂の不滅性」についてのプラトンの見解 第6講 「人格の同一性」について 第7講 魂説、身体説、人格説――どの説を選ぶか? 第8講 死の本質 第9講 当事者意識と孤独感――死を巡る2つの主張 第10講 死はなぜ悪いのか 第11講 不死――可能だとしたら、あなたは「不死」を手に入れたいか? 第12講 死が教える「人生の価値」の測り方 第13講 私たちが死ぬまでに考えておくべき、「死」にまつわる6つの問題 第14講 死に直面しながら生きる 第15講 自殺 死についての最終講義 これからを生きる君たちへ
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