
世界史とつなげて学べ 超日本史 日本人を覚醒させる教科書が教えない歴史
茂木誠
KADOKAWA / 2018-02-16
累計読者数98
平均ハイライト数 13.6件/人
推定読了時間 約5時間34分
star総合評価 59/100
start序盤集中型
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この本について
歴史を勉強してきたはずなのに、「日本ってどうやって今の形になったんだろう?」と考えると、意外とつながらないまま止まってしまうことが多いんですよね。神話も、古代国家も、外交も、それぞれ知っているのに一本の線にならない感じ。僕もずっとそのモヤモヤを抱えていました。 この本は、そこを世界史との接点からほぐしてくれるところがありがたかったです。たとえば、縄文と弥生が“どちらが主流か”ではなく、どう混ざり合って今の日本人になっていったのかが、DNA研究と大陸史の流れの中で語られると、急に国の成り立ちが具体的になる。あるいは、ヤマトの外交方針や戦争観が、漢・隋・宋など周囲の大国との距離感からどう形作られたかを見ると、教科書では単なる出来事に見えたものが、ひとつの選択として見えてきます。神話に出てくる剣や出雲の位置づけを、実際の政権交代や文化圏の変化と照らし合わせる視点もそうで、「象徴としての物語」がどのあたりとリンクしているのかが腑に落ちました。 大げさに何かが“覚醒”するとかではなく、単純に歴史が立体的に見えるようになる本です。教科書で覚えた断片を「もう少し地続きで知りたい」と思っている人には、すごく刺さると思います。僕自身、点だった知識がようやく面になった感覚がありました。
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出版社による紹介
日本史と世界史をつなげれば、歴史の謎が手にとるように解ける! なぜ足利義満は日明貿易を進めたか? どうしてザビエルは日本に来たのか? 世界史の人気講師が初めて明かす「世界史と日本史のあいだ」。 なぜ日本では、世界史と日本史を合わせて学ぶのは近現代になってからなのか? 人気世界史講師はいいます。本来日本は鎖国まで、つねに世界とともにあり、そのなかで世界の荒波に負けずに、自主独立を保ってきた、と。 そこで本書では、弥生時代に時代を遡って一気に現代まで「世界史と日本史のあいだ」を論じていきます。 そもそも日本人はどこから来たのか? 超グローバリストだった足利義満、戦国時代の輸出品は「武器と傭兵だった」……。 日本史も知る世界史のスペシャリストだから書けた、最先端の歴史研究を踏まえた「大人の教養」。
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