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田口護のスペシャルティコーヒー大全 技術・実践編

田口護のスペシャルティコーヒー大全 技術・実践編

田口 護

NHK出版

累計読者数4
平均ハイライト数 11.5件/人
推定読了時間 約3時間16分
star総合評価 47/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 22%

この本について

コーヒーを焙煎していると、同じ豆を使っているはずなのに味がブレたり、浅煎りのつもりが妙に渋くなったりして、「どこで間違えたんだろう」と手が止まることがあります。自分の舌を信じるにも限界があって、結局は感覚頼みにしてしまう。そのあたりにずっとモヤモヤを抱えている人は多いと思います。 この本が面白いのは、そういう“なんとなく”の部分をすべて言語化してくれるところです。例えば、プロが求められるのは「再現性」だという話。豆の含水量が焙煎中の化学反応にどう影響するか、浅煎りと深煎りで苦味の中身がどう変わるか。自分では感覚的に分かっていたつもりでも、理屈で理解すると焙煎のどこを修正すべきかが急に見えるようになります。また、品種や産地が味にどう影響するのかもかなり具体的で、ゲイシャの香りが“線香花火のように消える”といった描写は、焙煎度の判断にも直結します。 読んでいて印象的だったのは、「規準となる豆を持つ」という考え方でした。パナマ・ドンパチのティピカを基準にし、そこから自分の煎り止めのブレを戻すという発想は、日々迷いがちな自家焙煎の心の拠りどころにもなります。 自分の感覚に頼りすぎて不安になる焙煎者や、もっと客観的に味を理解したい人には特に刺さると思います。コーヒーの世界を“うまく説明できるようになる”ことで、作業の迷いが少しずつ減っていく、そんな一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

焙煎技術から販売方法まで、惜しみなく公開! コーヒーのプロのための究極の一冊。 いま注目の「スペシャルティコーヒー」をどう焙煎し、販売するか。品種や産地によるタイプ分類から、香りやコクを最大限に生かす焙煎技術、味や香りを評価するカッピングまで、ノウハウを丁寧に伝授します。また、販売成功の秘訣も紹介。『田口 護のスペシャルティコーヒー大全[知識編]』に続く、プロフェッショナルのための徹底解説編です。 【おもな内容】 システム珈琲学 スペシャルティコーヒーの4分類 4タイプ別焙煎 スペシャルティコーヒーの焙煎度 焙煎のストライクゾーン スペシャルティコーヒーの特性を生かす焙煎 焙煎のケーススタディ カップテスト スペシャルティコーヒーの抽出 スペシャルティコーヒーの仕入れ 販売方法と社員教育 [対談]スペシャルティコーヒーの未来を語る ※色合いの違いなどを紹介する写真等を含む、カラーコンテンツです。タブレットなど、画面サイズが大きめのカラー端末のご利用を推奨します。
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