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きみのお金は誰のため: ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」【読者が選ぶビジネス書グランプリ2024 総合グランプリ「第1位」受賞作】

きみのお金は誰のため: ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」【読者が選ぶビジネス書グランプリ2024 総合グランプリ「第1位」受賞作】

田内 学

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この本について

お金のことを考えると、どうしても「足りない」「将来が不安」「社会の仕組みがよく分からない」というモヤモヤがつきまといますよね。僕も仕事の忙しさに押されて、数字ばかり追いかけてしまう時期がありました。でも、この本を読んで少しだけ視点がゆるんだんです。お金そのものを追うんじゃなくて、「誰が、どんな働きで、社会を回しているのか」を見るようになったというか。 特に刺さったのは、お金はただの紙で、それ自体では何も解決しないという話でした。誰かが働くから問題が解決される。災害が起きたときだけ突然“ぼくたち”の範囲が広がるのは、目的が共有されるから。普段の生活でも、こういう感覚を少し持てたら、お金に振り回される感じが和らぐなと思いました。それに、道路や学校や電気みたいなインフラが、膨大な過去の時間の積み重ねだと気づいたとき、自分がそのバトンを受け取っている実感も少しだけ湧きました。 この本は、お金の正体を暴くというより、「社会の中で自分がどう働いているのか」を取り戻す本だと感じています。経済の難しい言葉を覚えるより、自分の生活の手触りが戻るような感覚がほしい人に向いています。特に、数字や制度に追われて疲れてしまった人には、とても静かに効いてくる本です。

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