
22世紀の資本主義 やがてお金は絶滅する (文春新書)
成田 悠輔
文藝春秋 / 2025-02-20
累計読者数50
平均ハイライト数 10.1件/人
推定読了時間 約2時間46分
star総合評価 54/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 22%
この本について
お金のことを考えれば考えるほど、「なんでこんなに振り回されているんだろう」とモヤッとする時があります。働いても足りない気がするし、かといって稼ぐ競争に乗り続けるのもしんどい。数字で測られてばかりいる感じに疲れてしまう、あの感覚です。 この本は、そのモヤモヤに対して「お金そのものをどう捉えるか」をひっくり返す視点をくれます。例えば、序盤から国家や市場の仕組みを冷静に観察しつつ、「そもそも測れない価値が当たり前になる世界が来る」という話が出てくる。ここが一番グッときました。今の“稼がなきゃ”という焦りそのものが時代遅れかもしれない、という落ち着きが少しだけ生まれるんです。 さらに「価値の競争が、効率や収益から審美眼へ移る」という指摘は、自分の働き方に直結しました。誰かより上を目指すより、自分だけの奇妙さやユニークさの方が長期的には強いのかもしれない。その発想は、日々の意思決定の基準を変えてくれます。そして何より刺さったのが、「稼げない自分でも引け目なく生きられる経済観」というテーマ。これは慰めではなく、社会の構造そのものが変わる前提で語られているので、妙にリアルなんですよね。 今の資本主義に違和感を抱えながら、それでも働かざるを得ない自分をどう扱っていいかわからない人。そんな人に特にしっくりくる一冊だと思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
お金の夢から醒めろ 株価も仮想通貨も過去最高額を更新、生成AIの猛威が眼前に立ち現れ、かつてなく資本主義が加速する時代。お金や市場経済はどこへ向かうのか? この先数十年から百年かけて起きる経済、社会、世界の変容を大胆に素描。 人の体も心も商品化される超資本主義の行き着く果てに到来する「測れない経済」。そこに出現する「お金が消えてなくなったデータ資本主義」は人類の福音となるか? 現実とも虚構ともつかない未来像を立ち上げる経済学者・成田悠輔の本領発揮! 貯金と投資なんかで夢見てる場合じゃない。凝り固まった思考を叩き割る社会構想の誕生を目撃せよ。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要





