
NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX (日本経済新聞出版)
リード・ヘイスティングス, エリン・メイヤー, and 土方奈美
日経BP / 2020-10-23
この本について
仕事で判断を任される場面が増えてきたのに、組織のルールや空気が気になって、どう動くのが正解なのか分からなくなることがありました。上に確認した方がいいのか、自分で決めていいのか。その揺れが続くと、判断のスピードも気持ちもどんどん鈍っていきます。 『NO RULES』は、そんなモヤモヤに対して「自由に動けるようにするには、土台となる透明性や率直さがどれだけ大事か」を具体的に教えてくれます。プロセスを減らして迅速化する話もありますが、それを成立させるのは、社員同士が本音を伝え合えることや、リーダーが失敗を隠さず共有する姿勢だったりします。読むうちに、自由とは放任ではなく、判断に必要な情報を常にオープンにしておく文化によって支えられているのだと分かってきます。 特に刺さったのは、反対意見を飲み込むことが「会社に貢献しない選択」になるという考え方でした。自分のためというより、チーム全体の質を保つために意見を出す。そう捉えると、普段の会議での行動も少し変わりそうです。経費ルールがなくても破綻しない理由や、人を入れ替えるときの判断基準など、現場寄りの具体例も多くて、抽象論で終わらないのがありがたいところです。 「自由とか裁量という言葉に振り回されず、実際にどう行動を変えればいいか知りたい人」に向いた一冊だと思います。読んで終わりではなく、次の1週間のふるまいをちょっと変えてみたくなる本です。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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