
収益多様化の戦略―既存事業を変えるマネタイズの新しいロジック
川上 昌直
東洋経済新報社 / 202112
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star総合評価 39/100
start序盤集中型
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この本について
最近、「プロダクトは悪くないはずなのに、どうして利益が残らないんだろう…」とか「新しい収益源を作りたいけど、何から考えればいいのか分からない」という相談をよくもらいます。自分もまったく同じ壁にぶつかって、売り方や価格をいじるだけでは限界を感じていました。 この本を読んで効いたのは、価値そのものではなく“価値の回収方法”を見直す視点が手に入ったことです。たとえば、今の事業が本当に一つの収益の取り方しか持っていないのかを棚卸ししてみると、意外なところに課金ポイントが埋まっていたりします。また、プロダクトに値付けしなくても別のプレイヤーから利益を得る道筋がある、という当たり前のようで見落としがちな発想も、この本は具体例で示してくれます。さらに、価値創造と価値獲得は別物として設計すべきだという考え方は、事業をどう組み替えるか考えるときの軸としてかなり実用的でした。 特に、「自社の主要顧客に対して、どこで価値を収穫しているのか」を一度冷静に整理したい人には刺さると思います。プロダクトを磨くことに全力を注いできた人ほど、価値獲得というもう一枚のレイヤーを意識できるようになると、事業の見え方がガラッと変わるはずです。
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