
小さな会社が大きく伸びる55の最強ビジネスモデル
藤村 しゅん
スタンダーズ / 2019-04-10
この本について
仕事でも自分の商売でも、「いいものを作ってるはずなのに、なぜか広がらない」というモヤモヤってありますよね。集客の本を読んでも同じような言葉が並んでいて、結局どこから手を付ければいいのか分からないまま時間だけ過ぎていく感じ、僕もずっとありました。 この本が面白いのは、難しい戦略の話よりも「小さな会社が現実の中でどう工夫したか」がとにかく具体的に出てくるところです。例えば、地元の店を自社サイトで紹介していたら、その“お節介”が回り回って600万円の土地の販売につながった話。あるいは、老人ホームでVRダイビング体験を提供したダイビングスクールが、問い合わせが止まらなくなるほど注目された話。どれも「そんなのアリなんだ」と思えるのに、現実的で再現の余地があるんですよね。 もうひとつ刺さったのは、「信頼残高をどう積むか」がビジネスモデルの中心にあるという視点です。商品を先に渡して後から代金を回収する先用後利とか、多品種の講座を既存顧客からの要望に合わせて増やしていくやり方とか、どれも“売り込み”より“関係の設計”が軸になっている。数字の話より、この感覚が腑に落ちる人は多いんじゃないかなと思います。 今のやり方が行き詰まっていて、「もっと別の回し方があるはず」と感じている人にちょうどいい一冊です。僕も読みながら、「自分のビジネスを再定義するってこういうことか」と静かに背中を押されました。
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多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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