
外資系エグゼクティブ 最強の仕事術100
百慕大 翼
日本実業出版社 / 2015-06-01
この本について
仕事をしていると、「自分で考えて動きたいのに、結局“報告待ち”の空気に飲まれてしまう」とか、「もっと裁量を持てたらいいのに…」みたいな小さなモヤモヤが積み重なることってありますよね。僕自身も、環境のせいにして動けないときがあって、そのたびに自分の働き方を見直したくなります。 この本が面白いのは、外資系の“華やかさ”ではなく、現場で当たり前に行われている具体的な働き方が淡々と書かれているところです。たとえば、指示は命令ではなく対話として扱うとか、報告ありきではなく専門性に任せる文化とか、上司に対してNOと言うことが制度として認められているとか。そういう一つひとつが、「環境が違うと、人はここまで主体的に動けるのか」という視点をくれます。また、オープンスペースやカフェで働くといった物理的な環境づくりまで含めて、“どうすれば動きやすくなるか”を自分で工夫する姿勢が強く残ります。 もう一つ刺さったのは、世代や文化を越えて学ぶための距離感の近さです。若い世代からあえて教えてもらうとか、海外で現地の人と積極的に関わるとか。こういう行動って意識しないとすぐ閉じてしまうので、読んでいて素直に反省しました。結局、組織や国の違いというより、個人がどう開いていくかなんですよね。 「今の環境に合わせながら、もう少し自分の裁量を広げたい」と感じている人には、静かに効く一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの36%が集中しています。
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