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進化思考[増補改訂版]――生き残るコンセプトをつくる「変異と選択」 (海士の風)
太刀川英輔
英治出版 / 2023-12-23
累計読者数4
平均ハイライト数 1.8件/人
推定読了時間 約11時間55分
star総合評価 31/100
boltライト読書型
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この本について
仕事でアイデアを出すたびに、「結局、才能のある人だけが思いつくんじゃないか」と落ち込む瞬間ってありますよね。自分の意思で何かをひねり出そうとするほど固まっていく感じ。僕もずっとその壁にぶつかっていました。 『進化思考』を読んで救われたのは、創造性を“才能”ではなく“仕組み”として見直せたことです。著者は、創造を生物の進化と同じように、偶然の変異と必然の選択の往復で捉えています。意図で無理に絞り出すのではなく、まずは雑多な変化を起こし、その中から状況に適応するものを観察して選ぶ。エジソンやテスラの逸話を引きながら、「努力の量」でも「天才の閃き」でもなく、プロセスそのものに目を向けていいのだと教えてくれます。 また、形よりも“関係性”に注目する視点も大きなヒントでした。見た目がよくても、人との関係が悪ければデザインとしては残らない。これは仕事の企画や文章づくりでも同じで、表面的な完成度よりも「相手との接点」を丁寧に観察するほうが、結果的に長く使われるものになる感覚があります。 自分の発想力に限界を感じている人、あるいは「考えても考えても進まない」状態が続いている人には刺さると思います。創造のハードルを下げて、もう少し気楽に試行錯誤できるようになる一冊でした。
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出版社による紹介
進化思考──それは、生物進化のように変異と選択を繰り返し、本来だれの中にでもある創造性を発揮する思考法。 変異:どのように、変われるのか 選択:なぜ、そうあるべきなのか 第1版は2021年4月に発売され、イノベーションを体系化した本として「第30回山本七平賞」「Penクリエイター・アワード2022特別賞」などを受賞し、3万部発行となった。 今回、進化生物学者の河田雅圭氏(東北大学総長特命教授)が生物学監修を担い、実践を通じて新たに生まれた進化ワークも追加するなど、全面改訂・大幅増補された『進化思考[増補改訂版]』がついに発売! ・事業開発、ソーシャルイノベーション、地域活性など数々のプロジェクトでの実証実験をもとに体系化。 ・生物の進化、人類の創造を追体験できる、150点の写真・図版を収録。 ・読みながら実践できる、52個の進化ワークを収録。 ●目次 はじめに 序 章 創造とは何か 第1章 進化と思考の構造 第2章 変異 1 変量――極端な量を想像してみよう 2 擬態――欲しい状況を真似てみよう 3 消失――標準装備を減らしてみよう 4 増殖――常識よりも増やしてみよう 5 移動――新しい場所を探してみよう 6 交換――違う物に入れ替えてみよう 7 分離――別々の要素に分けてみよう 8 逆転――真逆の状況を考えてみよう 9 融合――意外な物と組み合わせよう 第3章 選択 1 解剖――内側の構造と意味を知ろう 2 歴史――過去の系譜を引き受けよう 3 生態――外部に繋がる関係を観よう 4 予測――未来予測を希望に繋げよう 第4章 創造 終 章 創造性の進化 おわりに 出典一覧、参考文献、詳細目次
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