
安倍晋三vs財務省 (扶桑社BOOKS)
田村 秀男 and 石橋 文登
累計読者数4
平均ハイライト数 17.8件/人
star総合評価 52/100
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この本について
政治のニュースを見ていて、「なんでこうなるんだろう」「誰が本当のところを動かしているんだろう」とモヤモヤすること、けっこう多いと思います。表では語られない力関係とか、政治家と官僚の温度差みたいなものが気になっても、ニュースだけだと表面しか見えないまま終わってしまうんですよね。 この本は、その裏側の“摩擦”をもう少し具体的に見せてくれます。読者が抜き出していた部分を見ると、財務省と政治家の噛み合わなさや、増税と景気の関係、政治家が現場で感じる危機感などに引っかかっている人が多い印象があります。実際、本書では安倍政権がどう財務官僚とやり合い、どこで壁にぶつかり、何が変わらなかったのかが淡々と描かれていて、「結局、政策ってこうやって決まっていくのか」という実感に近づきます。 とくに、自分たちの生活に関わる経済政策が「なぜその判断になったのか」を、政治家の勘や官僚の論理という対照的な視点から追えるのは、この本の大きな価値だと思います。誰かを英雄扱いするわけでも悪者にするわけでもなく、現実としての力学をそのまま見せられる感じがあります。 政治に強い関心がある人だけでなく、「ニュースの裏にある人間の動きが知りたい」というタイプの人には刺さる一冊です。
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