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オペレーションZ

オペレーションZ

真山仁

新潮社 / 2020-03-01

累計読者数3
平均ハイライト数 14件/人
推定読了時間 約7時間22分
star総合評価 57/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 48%

この本について

仕事でもニュースでも、「結局どう動けばいいのか」が見えなくて立ち止まることって多いですよね。数字で危機感を煽られてもいまいち実感が湧かないし、政策の話もどこか遠い世界のことに感じてしまう。その距離感にモヤモヤしている人は多いと思います。 『オペレーションZ』を読んで感じたのは、その“距離”が少しずつ縮まっていく感覚でした。抜粋にもありますが、「当事者意識ってのは、身体でそれが実感できないと生まれない」という一文が象徴的で、物語を通して財政という抽象的なテーマが、具体的な人の動きや葛藤として立ち上がってくるんです。官僚がなぜ退路を確保したがるのか、なぜ融資という形にこだわるのか、どうして市民の生活実感と政策がずれるのか。自分の生活にも同じ構造が潜んでいるのがわかって、思わず立ち止まりました。 それに、物語では豪華なレストランや官邸の風景が出てくるのに、シャッター街の描写もある。その落差が、机上の議論だけでは見えない“現実の厚み”を教えてくれます。高邁な理想より、現場感覚がどれほど意思決定を左右するのかがよくわかる。これは政治に詳しくなくても、自分の働き方や判断の癖を振り返るきっかけになります。 政治や財政にそこまで興味はないけれど、「物事の裏側で人はどう動いているのか」が気になる人に刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

大手生保会社が資金繰りのため国債を投げ売りする事態が発生、国債価格が暴落した。国債頼みの政治は、誰かが終わりにせねばならない……。国家予算を半減すべく、江島隆盛総理のもと若手財務官僚が集い、極秘作戦(オペレーション)が始動する。しかし他省庁や与党守旧派が抵抗し、世論も猛反発、メディアの攻撃が渦巻くなか、総理はついに国会を解散する大博打を打つ――。息もつかせぬ緊迫のメガ政治ドラマ!
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