
これからの時代に生き残るための経済学 (PHP新書)
倉山 満
PHP研究所 / 2023-03-16
累計読者数3
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推定読了時間 約2時間37分
star総合評価 75/100
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この本について
景気のニュースを見ても、正直「結局どう判断すればいいんだろう…」と立ち止まることが多いです。金融政策とか為替とか、言葉としては知っていても、日々の判断に落とし込もうとすると急に霧がかかったようになる。僕もずっと同じモヤモヤを抱えていました。 この本は、その霧の正体をゆっくりほどいてくれる感じがありました。たとえば「政府が景気を過熱させる政策を続けると言い切るだけで、企業や個人の行動が変わる」という話は、自分の仕事の意思決定にもすっと重なります。結局、経済って“空気”の影響が大きいんだなと実感できますし、「なぜあの政策が失敗だったのか」「どのタイミングで日銀がボトルネックになっていたのか」みたいな部分も、歴史の具体例で説明されるので腹に落ちやすいです。 もう一つ刺さったのは、「リーダーが何をすべきか」の視点が政治や歴史の話を通して出てくるところ。専門家を活かすとはどういうことか、任せるとはどのレベルまで手を放すことなのか。自分の働き方やチーム運営に置き換えて考える余白が多い本でした。 経済のニュースに振り回されて疲れてきた人、表面的な評論ではなく“現場で何が起きていたのか”を知りたい人には、かなり刺さると思います。
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出版社による紹介
古代以来の前近代経済、アダム・スミスの自由主義経済学。マルクスの共産主義経済学、ケインズの修正資本主義。財務省の増税信仰、日銀の金融引き締め理論。MMTとリフレ派・アベノミクス。これらはどんな関係にあるのか。そもそも関係があるのか。「経済学は難しい。確かにそうです。しかし、本書は『世界一わかりやすい経済学の本』のつもりで書きました。エコノミストでもなんでもない私が書く本なのですから、難しい話はしません」(本書「はじめに」より)。国民が「世の中は変わらない」とニヒルを気取った結果、待っているのは利上げ、増税、規制強化。ローンの利子は上がり、税金も容赦なく上がり、無駄に行動を制約される。どんなに働いても給料が上がらない。経済政策の誤りは多くの人を殺す。著者は1973(昭和48)年生まれ。戦後最大の「負け組」とされる、ロストジェネレーション世代だ。やりたい仕事に就いて、真っ当に稼いだ金で人生を楽しむ。頑張って働けば給料が上がる。就職、結婚、子育て。そうした当たり前のこと、たったそれだけのことが、許されなかった多くの人たちがいる。為政者たちが経済政策を間違えたからだ。「真っ当な経済学を学び、実行する」ことで、日本人の生存と経済大国・日本の復活が見えてくる。今こそ学問を! 〈目次〉第一章 経済がわかる第一歩は「センスを身につけること」 第二章 最低限押さえておきたい経済学の潮流 第三章 なぜ経済学に基づいた議論ができないのか 第四章 戦後日本経済政策の何が正しく、何が間違っていたのか 終章 日本銀行とは何か? すべてである 【PHP研究所】
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