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自民党の正体 こんなに愉快な派閥抗争史

自民党の正体 こんなに愉快な派閥抗争史

倉山 満

PHP研究所 / 2015-09-18

累計読者数4
平均ハイライト数 11.3件/人
推定読了時間 約5時間13分
star総合評価 48/100
start序盤集中型
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この本について

政治のニュースを見ていて、「なんでこんな動き方になるんだろう」とか、「派閥って言うけど、実態はどうなってるの」と、どこか釈然としないまま眺めてしまうことがあると思います。自分もそうで、用語だけが飛び交うわりに、背後の力学が全然つかめないままモヤモヤしていました。 この本を読んで一番助かったのは、派閥が「仲良しグループ」でも「悪の巣窟」でもなく、むしろ政党に近い機能を持っている、という視点をもらえたことです。参議院を押さえている派閥が強い理由、キャスティングボートの取り方、党内プロレスと本気の戦いの境界線など、ニュースの裏で何が起きているのかが急に立体的になります。また「負けた側が下野して政党を作る」といった歴史の流れを踏まえて読むと、現代政治のギザギザした動きも少し落ち着いて見られるようになりました。 さらに、三権の建前と実際の力の所在が違う、という指摘も自分には大きくて、政治を「表」と「裏」で分けて見るのではなく、構造の一部として理解できるようになります。決めつけではなく、歴史の積み重ねの中に置いて説明してくれるので、政治が苦手な人でも変に身構えずに読めると思います。 政治のニュースを追うたびに「表面だけ追ってもしんどい」と感じている人にこそ刺さる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

戦後の大部分の時期において「政権与党」となり、日本を“支配?”してきた自民党。いまこの時も、この党に所属する政治家たちが様々な物議をかもしつづけている。だが冷静に考えてみれば、自民党は実に「不思議な党」であり、「おかしな党」である。何でこんな党なのか。誰がどうやって動かしているのか。物事はどんな原理で決まっているのか。そもそも、この党の存在意義はどこにあるのか……。本書は、戦前の政党史、戦後の混迷期、保守合同、「三角大福」の争い、闇将軍、竹下支配、失われた10年、小泉純一郎の改革、そして安倍内閣へと至る、前史から現在までの大河のような自民党の歴史を詳述し、「自民党の謎と秘密」をすべて白日の下に晒す意欲作である。党人、官僚、変人、権力の鬼など、超個性的な人たちが織りなしてきた不思議な政党史を、抱腹絶倒のエピソードをふんだんに交えつつ、大放談! 大笑いし、膝を打ちつつ読み進めるうちに、この党の「行く末」までが手に取るようにわかるようになること、うけあいである。すべての日本人必読の一冊! 【PHP研究所】
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