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マッキンゼー流 最高の社風のつくり方

マッキンゼー流 最高の社風のつくり方

ニール・ドシ and 野中 香方子

日経BP / 2016-07-28

累計読者数22
平均ハイライト数 59.5件/人
推定読了時間 約6時間5分
star総合評価 70/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 18%

この本について

チームを率いていると、「なんでこんなに気をつかっているのに、みんな前向きに動いてくれないんだろう」とか、「自分が期待しているほど、同僚はこの仕事を大事に思っていないのかも」といったモヤモヤにぶつかることが多いと思います。僕も同じで、相手のやる気の正体がつかめなくて、つい仕組みや管理だけで何とかしようとしがちでした。 この本が刺さるのは、やる気の話を精神論ではなく、かなり具体的な“行動”と“環境設計”で説明してくれているところです。例えば、完璧主義が感情的圧力を生み、学びを妨げる場面の描写は、自分のチームでも心当たりがありすぎて苦笑いしましたし、「仕事の意味づけ」や「個人の強みを伸ばす設計」がフリーライダー対策につながるという視点は、仕組みを変える時のヒントになりました。また、ウィキペディアの例にあるように、透明性や分散した意思決定が“適応力”を生むという説明は、組織の元気の正体をつかみやすくしてくれます。 結局のところ、リーダーの役割は圧力をかけることではなく、学びと実験が回る“余白”を作ることなんだなと感じました。チェックリストではなく、日々の業務の中に少しずつ組み込むことが前提として語られるので、現場寄りの人ほど活かしやすい内容だと思います。 「頑張っているのに空回りしているリーダー」には特にしっくりくる本です。自分も読みながら、もう少し肩の力を抜いてチームを見てみようという気持ちになれました。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

多くの企業や組織は、社風を築き、保持し、強化するのに大変な苦労を重ねている。それらの組織のリーダーたちは、社風について心理学的観点に立つ系統的な知識を持たないために、直感に頼るか、あるいはよその社風をまねるしかなかった。しかし、アップルやサウスウエスト航空、ザッポス、リッツ・カールトンの社風をまねても、借りものの社風は一貫性に欠け、結局は、まがい物にすぎない。 ほとんどのビジネスパーソンは、社風や組織文化が重要だと知っていながら、それらを築くには「秘術」が必要で、うまくいくのはほんのひと握りの天才的な人だけだと思い込んでいる。 本書は、その「秘術」の背景にある科学を明らかにする。著者らは、過去1世紀に及ぶ研究を土台としながら、20年にわたって調査と研究を重ねてきた。対象は、プログラマーやコンサルタント、教師、投資銀行のファンドマネジャーから、サウスウエスト航空やアップルストア、スターバックスといった伝説的な社風を持つ企業の第一線に立つ社員まで、数万人に及ぶ。 これまで社風はあいまいでわかりにくいものとされてきたが、著者たちが編み出した「社風の科学」を活用すれば、企業のリーダーは社風の強度を測定し、弱い部分と強い部分を見極め、組織文化に変革を起こし、自ら伝説的な社風を築くことができるようなる。 著者が開発したのはトータルモチベーション指数(ToMo指数)。簡単な質問にいくつか答えて集計すると、社風を数字で可視化することができる。ToMo指数を用いれば、自社の組織文化のどこが強みでどこが弱点かが明らかになるので、自社の社風を改善していくことが可能となる。
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