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田中角栄 魂の言葉88【テキスト版】 (知的生きかた文庫)

田中角栄 魂の言葉88【テキスト版】 (知的生きかた文庫)

昭和人物研究会

累計読者数5
平均ハイライト数 12.2件/人
star総合評価 55/100
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この本について

人と会う機会が増えるほど、「気まずさを避けたい」「相手の時間を奪っていないか不安」「悪口を言わないほうがいいのは分かるけど、割り切れない」みたいな小さなモヤモヤが積み重なることがあります。仕事でも私生活でも、結局こういう“人の間合い”みたいなところでつまずきやすいんですよね。 この本の抜粋を読んでいて強く感じたのは、田中角栄が持っていた力は、派手な政治手腕よりむしろ、人との距離感や配慮に宿っていたということです。フルネームを呼ぶ、時間を破らない、悪口は便所で済ませる、頼られた人を門前払いしない。どれも特別な才能というより、「こういうふうにできたら自分も楽になれるかも」と思える現実的な態度ばかりでした。相手を思うとか、誠実に働くとか、当たり前すぎて忘れがちな基準を、角栄という“極端に徹底してた人”を通して見直せる感じがあります。 個人的には、母フメが息子の汗に手拭いを当てる場面にぐっときました。努力とか根性の話じゃなくて、「この人はこうやって支えられながら歩いてきたんだ」と分かると、こっちも少しだけ丁寧に仕事ができる気がするんです。 人との距離に悩みやすい人、つい雑に振る舞って後で落ち込むタイプの人には、静かに効く本だと思います。

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