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読む哲学事典 (講談社学術文庫)

読む哲学事典 (講談社学術文庫)

田島正樹

講談社 / 2006-05-20

累計読者数3
平均ハイライト数 4.3件/人
推定読了時間 約3時間4分
star総合評価 40/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 36%

この本について

最近、「結局どの考え方を信じればいいのか…」みたいな迷いが前より増えている気がします。流行りの意見を追いかけても落ち着かないし、かといって古い議論をそのまま受け入れるのも違和感がある。文脈によって意味がゆらぐ感じが、ずっと頭のどこかに残るんですよね。 『読む哲学事典』を読んでいて救われたのは、テクストや思想が固定的な意味を持つわけでも、逆に場当たり的に扱われるべきものでもない、と丁寧に示してくれるところでした。教条主義と日和見主義のどちらにも寄らず、適切な距離を取って考えるとはどういうことかが、歴史的な例を込みで描かれていて、読んでいる間に自分の思考のクセが少しずつ見えてきます。とくに「批判するとは、それを生かす文脈を見つけ直すこと」という視点は、仕事でも人間関係でもそのまま使える感覚でした。 流行や権威に振り回されて判断がブレがちな人ほど、この本の静かなスタンスが効くと思います。大きな答えを与えてくれるというより、「どう距離を取り、どう読むか」という姿勢を整えてくれる一冊です。自分の足場をつくり直したい人に刺さるはずです。

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出版社による紹介

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