
改訂版 お金は寝かせて増やしなさい
水瀬ケンイチ
フォレスト出版 / 2024-02-19
この本について
お金のことって、つい「ちゃんと管理しなきゃ」と思いながらも、生活費がいくらかすら曖昧だったり、投資の情報が多すぎて選ぶだけで疲れたりしますよね。僕も最初は、何を基準に判断すればいいのかまったくわからず、結局“おすすめされるまま”に動きそうになる瞬間が多かったです。 この本が助かったのは、まず“土台づくり”をちゃんと教えてくれるところでした。たとえば、生活費は家計簿を完璧につけなくても、給料が入ってから1カ月後に残っている金額を見るだけでいい、といった具体的すぎるくらいの方法が出てきます。そこから、生活防衛資金をどう積むか、その途中でも投資を始めていいのか、といった「実際どう動けばいいの?」の部分まで丁寧に描かれていて、焦っていた気持ちがだいぶ落ち着きました。 もうひとつ印象に残ったのは、「向こうから積極的にすすめてくる金融商品は相手にしない」という姿勢です。インデックスファンドを選ぶとき、店の奥にしまわれている低コスト商品を自分で探しにいく、という話がまさにそうで、当たり前のことなのに見落としがちでした。“選ばされる側”から“一歩だけ賢い側”に回る感覚が持てたのは、この本のおかげだと思っています。 あとは、iDeCoやNISAについても過度に持ち上げず、「年金だから60歳まで引き出せない」「証券会社によって選べる商品が全然違う」といった現実的な部分まで踏み込んでくれるので、制度の理解がふわふわしたまま走り出すことがなくなりました。 投資の勉強を始めたけれど、何から整えたらいいのか迷っている人にとってはとても頼りになる本です。僕と同じく“地に足のついたお金の考え方を持ちたい人”には特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
読書の順序
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